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8月28日に、大船榎本クリニック精神保健福祉部長　斉藤章佳先生を講師にお招きし「やめられない」を解き明かす ～アルコール依存症等の支援の在り方を考える～ を開催しました。
MSW以外の職種の方、県外から参加の方もおられ、５０名以上の方に参加していただきました。
講義では、斉藤先生の経験された実際の事例・依存症の概念・アルコール依存症の治療についての変化・増え続ける高齢者のアルコール問題・榎本クリニックの初期介入について等をご講義いただきました。
高齢者のアルコール問題についてや飲酒歴と生活歴の相関では、面談の際やアセスメントについて等実践の現場でも取り入れることが出来る内容でした。
「自分たちの仕事は依存症をただ止めさせるためでなく、生きていくことを支えることだ」
という言葉が印象的でした。医療・福祉の現場、職種に関係なく通じるものだと思います。
先生の講義・著書でもありましたが、ストロング系酎ハイの登場が現在のアルコール問題に大きく影響しており、機会飲酒程度の方でも何かをきっかけに、依存症に陥る可能性があり飲酒する事の怖さも感じました。
次回の初任者研修は、診療報酬をテーマに9月7日（火）19時から開催予定です。