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1月27日、学術部の一大イベントである「令和5年度 学術研究大会」が大分県中小企業会館にて行われました。
4年ぶりとなる対面のみの開催でありましたが、32名の参加者が集まり同じ空間を共にすることが出来ました。
第1部では、「患者家族支援団体に求められるソーシャルワーカーの役割とは」というテーマのもと、3団体によるフォーラムを開催しました。
大分県医療的ケア児者の親子サークルここから:安藤歩代表、大分県肢体不自由児者父母の会連合会:濱田聖美会長、当協会:脇坂健史会長による白熱した議論が展開されました。
ソーシャルワーカーへ向けて、両団体から期待や激励のお言葉を数多く頂きました。日々の業務を振り返りながらお話を伺い、身の引き締まる思いをしたのと同時に、ソーシャルワーカーが関わるのことの大切さに改めて気付かされました。
両団体ご協力のもと会場には、展示パネルやパンフレットなど両団体の活動や取り組みを知られる機会も作ることが出来ました。
続く第2部では、演題発表を行いました。
①発表者:恒川 冬葉さん(別府リハビリテーションセンター)
テーマ:「ノーマティブニーズを優先したことで患者の真のニーズに向き合えなかった事例」
②発表者:比永 美咲さん(臼杵病院)
テーマ:「クレーム対応から始まった私のラポール形成〜ソーシャルワーク展開過程による伴走型支援を振り返って〜」
③発表者:河村 翔平さん(大分こども病院)
テーマ:「こども療育支援チーム(CPT)の活動報告」
また座長として、玉田一義事務局長に担っていただきました。
3名の発表者皆さんが、日頃のソーシャルワークをしっかりと言語化し工夫された伝え方で、素晴らしい発表でした。
会場の参加者からも、質問や労いの言葉かけがあり有意義な時間となりました。
発表された皆さん、お疲れ様でした。
今回の学術研究大会を経て、学術部の今年度の活動としては一旦落ち着く形となりますが、令和6年度を見据えて部員一丸となり取り組んでいく所存です。
ご参加頂いた皆さま、ありがとうございました。